私は自身が中学2年生になったあたりから反抗期を向かえました
●反抗期のときに感じていた気持ち
●どのように接してくれたら良かったのか
反抗期の子どもを持つ親に向けて、この記事が少しでも参考となれば嬉しいです
とにかくイライラする
反抗期という時期を簡潔に表すならこれです。笑
とにかくイライラします。とはいえ、それは友だちではなく、親に対してです
とくに男の子は母親に対してイライラしてしまいます
いつまでも子どもとして扱われることに対する本能的な反応なのでしょうか...
放っておいてほしい、話しかけないでほしい、どっか行ってほしい、など、とにかく関与されることに大きないら立ちを感じているのです
話しかけられても、話の内容以前に母親と関わるというだけで身体が受け付けないような状態です
学校のこと、友人関係のことなど、質問の内容にかかわらず、いちいち口を出されることに腹が立っていました
いきなりの変化だと思うので、母も驚きがあったことと思います
家族と仲良くしているところを見られたくない
家族との外食、買い物、遠出は、誘われても基本的には断っていました
一番の理由としては「家族と仲良くしているところを見られたくないから」です
仮にどうしても出かけなければいけないような状況になったとしても
家にいるとき以上に、家族と話さないようにすることを徹底していました
「クラスの友達など、知り合いに見られたら恥ずかしい」という気持ちがあったからです...
ただ、父親と二人で出かけることには抵抗はありませんでした
むしろ居心地がよかったです
「父親は男だから一緒に出掛けても恥ずかしくない」という気持ちでした
スポーツしていてよかった
中学生時代はスポーツに明け暮れていました。週に1日だけ休みで、あとは毎日練習です
力が有り余っていたせいか、不思議と部活動は「辛い」とか「休みたい」といった感覚は無く
今思えばそこでストレス発散できていた分、イライラが紛れていたようにも思います
きっとスポーツに限らず、没頭できることがあるかないかで子どもの態度は大きく変わります
結局どうしたらいいの?
放っておく
はっきり言って、当時の感情では「放っておいてほしい」気持ちが一番でした
実際にケンカがこじれて、放っておかれたこともあります
(とはいってもご飯を作ってくれないとか、洗濯物してくれない、とかではなく、必要以上の会話をしないということです)
すると不思議なことに、「こちらから歩み寄ろうかな」という感情が少しずつ芽生えてきます
子どもから話しかけてきたら作戦勝ちです
しかし、そこで調子に乗って、以前のような近い距離感を保とうとすると逆効果なので
あくまでもこちらは平然を装って、適度な距離感をキープするようにしましょう
新しいことに興味を持たせる
何か趣味になるようなものをプレゼントしてみたり、
趣味にできそうなことに誘ってあげたり、
行きたい場所に連れて行ってあげたりすることで
何か変わるきっかけになるかもしれません
怒りのパワーを「別の何か」に向けてあげられるように提案してみましょう
まとめ
子どもだって親のことを本気で嫌いな訳ではありません
この時期は過敏になってイライラしてしまうだけです
正直そこまで深く考えすぎなくてもいいでしょう
ただ、あまりにも度が過ぎた反抗期を向かえてしまうと
「人の道を踏み外しそうになったり、取り返しのつかない問題を起こしてしまう可能性」もあります
そのときは別の誰かではなくあなたが正面からぶつからなくてはいけません
取り返しのつかないことを引き起こしてしまった後では
子どもはもちろんのこと、あなたも一生後悔します
反抗期を向かえた子どもは話すら取り合ってくれないこともあると思いますが
裏を返すとウザいくらいに自分への興味や関心(愛)があるということも感じているはずです
いつか大人になり、親になったときには、子どもも必ずそのことに気が付きます
「今」嫌われても、「将来」を見据えて子どもと接してあげることが親としての役目だと思います
大人になって、反抗期を振り返れば、きっと笑い話の一つになるでしょう
そんな姿を想像して、子どもと真っ向からぶつかれたら、素敵な親だと思います
少しでも参考としていただけたら嬉しいです
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