この記事にたどり着いたあなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
- 自分の方が年上なのに、なぜか後輩からタメ口をきかれている。
- 自分以外の年上にはしっかりと敬語を使っているから余計むかつく。
- それが気に入らないので、その後輩とできるだけ関わりたくない。
- むしろ見るだけでイライラしてしまう。
こんなことでイライラするなんて、自分は器の小さい人間なのかな?
と思っている方!決してそんなことはありません。
そもそも日本人は上下関係を重んじる風習があり、敬語は古くから根付く文化です。
私は高校時代にスポーツ強豪校に進学し、そこで上下関係の厳しさや、大切さを学びました。
そういった背景もあってか、私は後輩からタメ口をきかれたら腹が立つし嫌な気持ちになります。
というより私からしてみれば、後輩からタメ口をきかれて平気な人間は特殊だと思いますし
後輩からタメ口をきかれて何も思わないような方は、もう少し先輩としてのプライドを持っていた方がいいとさえ思います。
今回は、どうしたら後輩からタメ口をきかれなくなるのか、また、タメ口きかれるのが嫌なのにどうしたらいいか分からない、という方に向けてその対処方法をご紹介します!
タメ口をきいてくる後輩の心理
本題に入る前に、どうして後輩はタメ口をきいてくるのか、その心理を知っておく必要があります。
理由は人それぞれですが、後輩の心理が分からなければ解決にもつながりません。
まずは、自分の後輩はどれに該当しているのか考えてみましょう。
仲良くなりたいまたは仲が良いからタメ口でいいと思っている
出会った頃はちゃんとした敬語を使っていたのに、会う回数が増え、会話を重ねていくうちに徐々にタメ口になっていく、という王道のパターンです。
仲良くしたい気持ちはとても嬉しいですが、しっかりと敬語が使える後輩だからこそ、可愛く思えるし、仲良くしているのに、タメ口を使われてしまっては台無しです。
まだまだ若く、未熟な考えを持つ後輩に多くみられる傾向です。
先輩にタメ口をきける自分がカッコいいと思っている
他の同期は敬語を使っているけど、俺はタメ口を使うことができるんだ!
というしょうもないプライドと考え方を持った後輩によく見られます。
こういう人間の嫌なところは、先輩と二人きりでいるときよりも、同い年、同期、自分より後輩など、年齢の近い人間の前では、よりうざめのタメ口をきいてくるところです。
こういう人間は、先輩との仲の良し悪しに関係なく、ただ「タメ口を使える自分はすごいだろ」という自己顕示欲の塊でタメ口を使ってきます。
そもそも敬語の使い方が分からない
そんなやついるの?と思うかもしれませんが、そもそも敬語の使い方を知らない、分からない人間は意外といます。
これまで先輩と関わる機会の無かった人や、人類皆兄弟みたいなパリピ発想の人に多く見られます。
こういう人間は自分に対してだけでなく、みんな平等にタメ口を使っているので、タメ口を使われてもそこまでの不快感はありません。
少しレアなケースですが、頭の片隅に置いておきましょう。
どうすればタメ口をきかれなくなるのか
タメ口を使ってくる後輩の心理を理解したところで、ここからは本題に入ります。
私の考える対処法は3通りあるので、順番に紹介していきます。
タメ口に対して反応を薄くする
タメ口をきかれたときに、内心はイライラしてても、表面上はいつもと変わらず穏やかに接していたら、「あ、この人タメ口とか気にならない人なんだ」と誤解を招いてしまう可能性があります。
タメ口で何か物事を聞かれたときには、いつもより反応を薄くしてみましょう。
例えば、「これって●●だよね?」と聞かれても、「うん」とか「そう」とか短めの一文で返答します。相手の顔を見向きもしないのがポイントです。
また、内容によっては全く返答しない(無視する)のも作戦の一つです。
こうして態度に出すことで、「タメ口気にしてるのかな?」とか「怒ってるのかな?」と思わせることができます。
要するに、この先輩にはタメ口を使ったらダメなんだということを態度で伝えましょうということです。
直接注意する
反応を薄くしても変わらずタメ口をきいてくる場合には、「なんでタメ口なの?」と直接聞いてみるのも効果的です。
このときの注意点としては、決して怒るのではなく、あくまでも「なんで?どうして?」という、知りたいスタンスを全面に出すことです。
「なんでタメ口?」と聞かれて、もっともな理由を応えられる人は少ないでしょう。
というより、後輩が先輩にタメ口を使うことに、もっともな理由なんて存在しません。
直接注意することで、この人には敬語を使わないといけないんだ、と認識させることができるし、回りくどい注意をする必要も無くなります。
ちなみに、直接注意しても全く響かない人には、胸の内にある怒りをぶつけるようにしましょう。
後輩の同期等を経由してタメ口を注意する
例えば、後輩Aにタメ口を使われて嫌な場合、直接Aに「タメ口使うなよ」とは言いにくいですよね。
こういうときは、後輩Aと距離感の近い後輩Bとの会話のなかで「後輩Aタメ口きいてくるんだけど、うざいわー」とか「俺タメ口使ってくる後輩嫌いなんだよね」とか、自分はタメ口を気にする先輩であることをアピールします。
すると後輩Bは、後輩Aに「●●さんタメ口うざいって言ってたよ」とか「タメ口使う後輩嫌いらしいよ」と、情報を共有するはずです。
そうすれば、間接的に後輩Aに対してタメ口を注意することができます。
なお、後輩Aは直接注意された訳ではないので、関係が悪化する心配もありません。
ダメージも与えつつ、なるべく自分の手も汚さない絶妙な作戦です。
まとめ
タメ口を使われてイライラするのは、決してあなたのせいではありません。
なぜなら、イライラのきっかけを作っているのは後輩だからです。
器の小さい人間だと思われたくないから注意できない。という気持ちは分かりますが
あなたは被害者なのだから、もっと強気に構えていなければいけません。
タメ口を使われるのが嫌なのに、これまでずっと我慢してきた。という人はぜひ今回の記事を参考にしてください!
今回の記事が、あなたと後輩との関係改善の手助けとなれば嬉しいです。
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