一般的な赤ちゃんの寝返りは、早い子で生後3か月、通常でも5~6か月というのはよく聞く話です。
なかには、11か月でやっと寝返りできました!なんて子もいるようです。
我が家は生後3か月と一週間で寝返りできるようになったので、早い部類なのかなと思います。
はじめは右回りだけでしたが、それから1か月程経った生後4か月と3週間で、反対方向の左回りに寝返りできるようになりました!!
さらにその流れで寝返り返りも同日に成功!
最近はハイハイとまではいきませんが、おでこを床につけたまま両足を伸ばして、おしりと腰を浮かせながら、少しずつズルズルと前進できるようになりました。
1人目ということもあり、これが早いのか、普通なのかは分かりませんが
元気に健やかに育ってくれているんだなと微笑ましい限りです。
ただ、同時期に生まれた友人からは、「うちの子まだ寝返りうてなくて...」と相談されることもあるので、「寝返りが遅くて不安な親って、実は意外と多いのでは?」ということに気が付きました。
今回は、我が子がどのようにして寝返りをうてるようになったのか、その過程をご紹介します。
子どもの寝返りに対して、少しでも不安を抱えている親御さんへの参考となれば嬉しいです。
普段から寝かせている場所が実はポイントだったりする!?
我が家では、生後1か月を迎えるまでは、ソファのうえにバスタオルを敷いてその上で寝かせていました。
もちろん生後1か月で寝返りなどうてるはずもなく、ただひたすら寝ているだけ。
そして、特別なことも何一つしていません。
強いて言えば、生後間もない頃は頭の形が変わりやすいという話を聞いていたので
頭の一部に負荷がかかりすぎないよう、頭の向きは一日おきに変えていました。
(昨日は西向きだったから、今日は東向きといった具合です)
それ以外は、泣いたら抱っこをして、泣いていなければただひたすらにソファのうえに寝かせていました。
生後2か月目に入ったころからは、ソファを卒業し、床の座布団のうえにバスタオルを敷いてその上で寝かせるようにしていました。
このときも頭の向きを一日おきに変えるようにしていたくらいです。
ただ、このころから音の鳴っている方向に興味を示して、身体を向けるような仕草を見せ始めました。
テレビをつけているときが一番分かりやすく、頭をテレビの方に向けようと必死に身体を反っていました。
また、夫婦でご飯を食べているときも、私たちのいる方向に興味を示して、身体を向けようとしていました。
そんな日々が続いたある日のこと、身体を思いきり反った勢いで、コロンと寝返りをうてるようになりました。
そして不思議なことに、一度寝返りをうてるようになると、そこからはいとも簡単に寝返りをうてるようになりました。
今になって思えば、音の鳴る方や、パパママのいる方に興味を示して身体を反っていた仕草が、自然と寝返りの練習になっていたのではないかと思います。
- 頭の向きを定期的に変えるようにしていた
- 興味を示した方向に、頭や身体を向けるようになった
- 寝返りをうてそうな方向に、おもちゃを置くなど興味を示すよう誘導する
- 一度寝返りをうてたら、そこからは簡単にできるようになる
両方向の寝返りをうてるようになったのは生後4か月と3週間
右回りの寝返りをうてるようになったのは嬉しいことでしたが、そこから1か月程は反対方向の寝返りは素振りすら見せることはありませんでした。
そして、生後4か月を迎えたころ、自治体の発育相談の機会があったので、助産師さんにみてもらったところ
寝返りをうてるようになったのは確かに早くてすごいことだけど、子どもは一方向だけで満足してしまうから、反対方向は両親が誘導して練習してあげるようにしてね。
とアドバイスを受けました。
そのとき私は、「なるほど。右回りで満足していたから左回りは素振りも見せなかったのか...」と、納得しました。
それからは、左回りを誘導するように、子どもの好きな玩具を身体の左側の手の届かないギリギリのところに置いてみたり、曲を流したスマホを左側に置いてみたりして、子どもの興味を誘うようにしてみました。
すると、それから少し時間は掛かりましたが、3週間後の生後4か月と3週間で反対方向の寝返りもできるようになりました。
さらにサプライズは、左回りができるようになって、両回りできるようになったと喜んでいると、そのまま寝返り返りもできるようになりました。
両回りできるようになると、寝返り返りもできるようになるのか??と疑問でしたが、何はともあれ大人の階段を2段も登ってくれたような嬉しい気持ちになりました。
寝返りの差は個性だから焦らないことが大切
もし我が子が生後5か月を目前にして寝返りをうてなかったら?と思うと、たしかに不安になる気持ちも分かります。
ただ、生後3か月程で寝返りをうてるようになっても、それは6か月でできるようになった子と大きな差はありません。
生後数か月のうちは大きな差のように感じてしまいますが、成長すればするほど関係なくなります。
どれだけ遠回りをしてもゴールは同じ。生後3か月の寝返りは近道を使ってゴールしたけど、そこですることないから待っているだけです。
助産師さんや保健師さん、先輩ママさんたちからも「もう寝返りできるの??」と驚かれることは多々ありますが、少し鼻が高いだけです。
勉強が得意な子もいれば不得意な子もいる。スポーツが好きな子もいれば嫌いな子もいる。
寝返りもそんな個性の一つです。いつかできるから気長に待ちましょう。
どうしても早く寝返りを!と思うのなら、ぜひ今回私が紹介したことも参考にしながら、練習してもらえたらと思います。
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